1台の外付けHDDを繋ぎ変えずに2台のMacでTime Machineバックアップを作成する。
例えば、iMacとMac bookを持っていると両方のTime Machineバックアップを取りたくなるが、バックアップを取る度にiMacからHDDを外してMac bookにつなぎ替えるのは面倒だ。
参考にしたのはこのページ。
『システム環境設定』から『共有』を選択。
『ファイル共有』を有効にし『共有フォルダ』にTimeMachineで使用する外付けHDDを追加。バックアップを全員に公開してしまわないよう、ユーザーでのアクセス権は慎重に設定してください。
『オプション...』を押してAFPのみを有効にします。SMBだとTime Machineで利用することができず、Mac同士ではSMB優先されます。
Time Machineバックアップを取るMacの設定(Mac book)
バックアップを取りたいMacを同じLANに接続しTime Machine HDDを共有する。
すると、Time Machineの設定の利用可能なディスクに候補が現れ選択できるように。
それまで外付けHDDで直接バックアップを取っていた場合、別のバックアップとして作成がはじまってしまう。空き容量が気になるなら重複分は削除しておこう。
(追記:2016/11/11)
/Volumes にHDDをマウントしたままバックアップを取り始めると無限ループに陥るのでTIme Machine設定の『オプション…』から『バックアップ対象から除外する項目』に追加してください。
『利用可能なディスク』として選択するときは共有でマウントされている必要がありますが、バックアップを取る際は外れていても構いません。
(追記:2016/11/14)
ネットワーク越しにバックアップを取った場合、[コンピュータ名].sparsebundle の名前で仮想ディスクが作られそこに保存されます。DiskImageMounter.appでマウントすればFinderで中身を見ることができます。
How Time Machine Works its Magic How Network Backups are Stored in Sparse Bundles
(追記:2017/01/06)
iMac側を再起動した時にHDDが自動マウントされなくなってしまった。抜き差しすればマウントされるが本末顛倒である。
(追記:2017/07/31)
そう言えばHDDを交換してから再起動時にも認識されるようになった。満杯のHDDがダメなのだろうか…
(追記:2018/10/03)
High Sierraにしたら初期設定時に「OSStatusエラー17」で怒られるようになった。