一度ログアウトすると Googleドライブが新しいフォルダに同期を開始してしまう
Macでアプリケーション版のGoogleドライブを使用している人向けのお話。
例えば、Googleアカウントのパスワード変更すると、『接続できません』の状態になり一度アカウントの接続を切断する必要があります(アプリケーションを再起動すれば新にパスワードを求められ安全に移行できます)。この際、ファイルはパソコン上に残り再ログイン時に自動的に引き継いでくれます。
ところが、同期先をデフォルトの位置から変更している場合*1、再ログイン時に新たに "/User/username/Googleドライブ" の位置に作られそこにデータを流し込み始めます。慌てて一時停止をしてこの記事に辿り着いた方も多いのではないだろうか。
なるべく無駄な通信やディスクの書き換えを避けるためにパソコン上に残ったフォルダを教えてやりたいのですが設定から直接変更することはできなくなっています。
そこで "/User/username/Googleドライブ" をFinderから適当な別の名称に変更してしまい見失ったところを元のフォルダに誘導します。
フォルダを探す… から元のフォルダを指定すると。
同期がはじまります。ダウンロードしています… と表示されていますが実際には整合性のチェックだけされておりデータそのものののやり取りは行われていません。
8 GBでも数分で終了無事に引き継ぐことができました。
*1:私の場合、カタカナを含むのが嫌だったため "/User/username/GoogleDrive"に変更していました。