ほるっふー

自宅のベランダに鳩が住み着いた話を5万人の前ですること。

Windows7でハイコントラストテーマをデザインを損なうことなく使いたい

 

Windows7のデスクトップで右クリックをすると、最下部に『個人設定』と言う項目がある。ここから『デスクトップの背景』『サウンド』『スクリーンセイバー』の設定などが可能であることは皆さんご存知でしょう。

その中に『ウィンドウの色』という設定がありここからウィンドウの色を自分好みにアレンジすることができる。

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近年のフラットデザイン流行のアオリを受け、軽量化も兼ねて『ハイコントラスト 白』などを使ってみたくなったのは私だけではないはず...!?(どれほど軽量化されるかは未知数)

ところがウィンドウの色を『ベーシックテーマとハイコントラストテーマ』の『ハイコントラスト 白』に設定するとInternet Explorer や各種インストールウィザードなどの表示がおかしくなる現象が当方では確認されている。

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InternetExplorer:Googleのトップ画面が灰色で塗りつぶされている。

 (別に使わないから構わないといえば構わないのだけど...)

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World of Tanksのインストール画面:多くの画像が表示されず文字の色が背景と同化して見づらい。

 

解決方法はシンプルだ『 Windows クラシック』を選ぶと同様にそれなりにフラットなデザインを実現しつつ塗りつぶしも発生せず画像も正しく表示される。

後は『ウィンドウの色』を押してポップする設定画面から全て『ハイコントラスト 白』と同じ色に設定してしまえば『"擬似"ハイコントラスト 白』を再現できる。

ところが、この背景色、文字色、文字種設定項目はたくさんあり全てを書き換えるのは大変面倒なので手軽に移行できる方法を紹介する。

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『指定する部分』で指定できる項目は21個もあり全部手で移すのは面倒である。

 

 

1.『ハイコントラスト 白』をテーマに選んだ状態で『ウィンドウの色』を押しポップした設定画面を開いたままにしておく。

2.『個人設定』から『Windows クラシック』を押しテーマを切り替える。

3.『ウィンドウの色』の設定画面に戻ると『ハイコントラスト 白』の設定がそのまま残っている。

4.どこか一箇所を適当に変更し『適用』を押すと設定を引き継ぐことができる。

5.後は、『デスクトップの背景』『サウンド』『スクリーンセイバー』を設定し直し『テーマの保存』で保存してしまえば完了だ。

 

Windowsクラシック』をベースに作成したテーマではIEでもインストーラーでもデザインを損なうこと無く表示することができる。

 

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Internet Explorer:灰色の塗りつぶしが無く正しく表示される。

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World of Tanksのインストール画面:全ての画像が正しく表示される。