ほるっふー

自宅のベランダに鳩が住み着いた話を5万人の前ですること。

Geant4のドライバにRotation control panelを利用できるようにする。

先日の記事の続きです。

blacksmithltw.hatenablog.com

描画したジオメトリをくるくる回したいときいちいち

/vis/viewer/set/viewpointThetaPhi 70. 20.

のコマンドを打つのは面倒なのでコントロールパネルが使いたい

f:id:blacksmithltw:20161108181748p:plain

OpenGLStoredXmが必要になります。
Immediate/Stored は描画結果を瞬時に出すか/溜めてから出すかで、XはX11のこと、mは恐らくmodifiedだと思われます。
こちらも環境変数を設定しておく必要があり

export G4VIS_USE_OPENGLXM=1

をしてからmakeすれば利用できます。特に、

Idle> /vis/open OGLSXm

と書けば指定することができます。

Geant4で利用するVisualization Driverを追加する。

Geant4のビジュアライゼーションにはOpenGL、DAWN、RayTracerなど様々なものが利用できる。

8.3. The Visualization Drivers

多くのサイトでこのビジュアライゼーションを利用したければ

Idle> /vis/open OGL

とせよと紹介されているのだがそもそもGeantを動かしたときの利用可能リストに載っていない事がある。

You have successfully registered the following graphics systems.

Current available graphics systems are:

  ASCIITree (ATree)

  DAWNFILE (DAWNFILE)

  G4HepRep (HepRepXML)

  G4HepRepFile (HepRepFile)

  RayTracer (RayTracer)

  VRML1FILE (VRML1FILE)

  VRML2FILE (VRML2FILE)

  gMocrenFile (gMocrenFile)

次のようになって欲しい

You have successfully registered the following graphics systems.

Current available graphics systems are:

  ASCIITree (ATree)

  DAWNFILE (DAWNFILE)

  G4HepRep (HepRepXML)

  G4HepRepFile (HepRepFile)

  OpenGLImmediateX (OGLI, OGLIX)

  OpenGLStoredX (OGL, OGLS, OGLSX)

  RayTracer (RayTracer)

  VRML1FILE (VRML1FILE)

  VRML2FILE (VRML2FILE)

  gMocrenFile (gMocrenFile)

 

これは環境変数が設定されていないのが原因で例えばOpenGLを加えたければ

export G4VIS_USE_OPENGLX=1

を任意の場所で設定してからmakeし直せば動作する。

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bannerコマンドを使ったイタズラ

コンピューターの画面をつけたまま離席するのはセキュリティ上よくありません。

例えば開いてるターミナルでこんなコマンドを実行されたら 

[iMac] smith: ~ $ alias ls='banner `/bin/ls`'

lsコマンドを打つ度にとんでもないことになります。

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Numbersでチェックの入ったボックスを数える。

Numbersではチェックボックスを作れます。

チェックの入ったボックスを数えたい時、

・SUM関数を使っても数えられない。
・COUNTA関数を使ってもチェックの有無に関わらず数えてしまう。
・愚直に足し上げた場合、結果は期待通りですが
 『この数式は数字の代わりにブール値を使用しています。』
 と警告が表示されるのが気に食わない。

そこで、解決策として

・COUNTIF関数を使ってTUREであるセルを数えてあげれば完璧です。

 

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